柔道整復師、林です。
引き続き熱中症について書いていきます。
今日は熱中症の症状が出てしまったら、どうするか?です。
方法は主に2つです。
①放熱
②水分補給
です。
熱中症は身体に熱が溜まってしまった結果起こる症状なので
まずは身体の熱を外に放出することが大事になります。
まずは風通しのよい日陰、冷房が効いた室内など涼しい場所へ移動させます。
またその際に衣服をゆるめると風通しがよくなり熱が外に出る効果がUPします。
そして体温が高い場合には冷たいものを脇や太ももの内側などに挟んであげると
体温が下がりやすくなります。
続いて水分補給ですが、熱中症は体温が高くなるため大量に汗をかきます。
その為身体の中の水分が不足してしまうので水分補給は必須となります。
ただ1点注意が必要です。
【ただの水のみでの水分補給には気を付ける】です。
なぜ水だけではいけないのか?
水でいいじゃん!!と思っている方、仰る通りです。
水分補給だから水でOKだと思いますよね?
軽症であればいいのですが、少し重たい症状の時は逆に悪化してしまう可能性があります。
ちなみに自分が倒れたときには水道水で水分補給をした時に倦怠感、吐き気が出ました・・
当時はなぜかわかりませんでしたが、今はなるほどと思っています。
簡単にお話しすると、熱中症になると汗で水分と塩分が出ます。
そこで水だけを補給してしまうと体内のバランスが崩れ【低ナトリウム血症】という
症状が起きます。
*詳しくは少し難しい話になるので、詳しく聞きたい方は直接お越しください。
今日は名前だけでも覚えてくれれば幸いです。
なので熱中症の時は症状に合わせた水分補給をしなければならないんです。
では、どんなものがいいのか?
それは・・・
また来週です(笑)
来週もお楽しみに!!